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 石器時代、ほら穴暮らしをしていた我々の祖先が、野蛮な食生活をしていたと聞いても、なんら不思議に思わないだろう。しかし、最近の研究では、あろうことか自分たちの子どもを食していた可能性があるという研究結果が浮上している。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2015/04/post_6312.html】

■石器時代の子供の遺骸は死後に切断されていた

 4月15日に英紙「Mirror」電子版によると、フランスのボルドー大学は、およそ5万7,600年前の遺骸に新たな観点からアプローチを試みているようだ。

 調査が行われたのは、1967年から1980年にかけてフランスのマリアックで発掘された、推定年齢9~10歳の子どもの遺骨だ。この遺骨の大腿骨には、大きな切り傷が2カ所をあり、そこを分析したところ、なんと死後に切断されたことが明らかになった。おそらく大人が火打ち石を使い、亡くなった子どもの大腿骨を関節から切り取ろうとして、できた傷だと推定できるという。

 同大学のマリア・ドロレス・ガラード教授は「SINC」(The Information and Scientific News Service)において「彼らが、死後まもない子どもの遺体を切り分けた理由は、現代でいうところの"葬式"を執り行うためだった可能性があります」と所見を述べている。確かに埋葬するための儀礼的に「肉剥ぎ」を行うこともあるというが、葬儀のために遺体損壊とは、古代人は実に荒っぽいことをするものだ。

■切り取り、叩きつけ、粉々に打ち砕く――共喰いのため?

 だが、この「儀式説」と並行して浮上しているのが「食用説」だ。ガラード教授は研究途中で確実なことは言えないとした上で「ネアンデルタール人には『食人文化』があったのでは」と推論している。前出の子どもの骨には、死後に大腿骨を故意にへし折るべく何度も強打したと思わしき、激しい外傷があり、単純に亡くなった子どもを弔うにしては、やり過ぎ感がぬぐえない。むしろ「死亡したからには、たとえ我が子でも食糧に」と、貴重な肉を食べやすくするための"ひと工夫"と考えると妙に納得がいく。

 とはいえ、遺骸に肉食動物の歯形が残っていないため、ネアンデルタール人が「人の肉を食べた」かどうかの決定的証拠は現在まで見つかっていない。
 
 ちなみに、「Mirror」では、「ネアンデルタール人は人喰い人種だったか?」というネット投票で行われ、この質問に対し74%の人がYESと答えている。…

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