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 4月25日にネパールで発生したM7.8の大地震の犠牲者は、29日時点で4,800人を超え、その後も増え続けている。まだほとんど報じられていないが、実は、同地域での地震は周期的に発生するものであり、近年に至っては「いつ起きてもおかしくない」と懸念する声が上がっていた。しかも、直前には前兆現象とみられる動物の異常行動や、地殻変動も記録されていたようだ。今回は、それらを紹介した上で、気になる"日本の地震との関係"についても考察してみたい。

【その他の画像と動画はこちらから→http://tocana.jp/2015/05/post_6315.html】

■異変は起きていた!

 英国・ケンブリッジ大学地質学部の地震学専門家ジェームズ・ジャクソン氏によると、ネパールの大地震は「遅かれ早かれ起きることが予想されていた」ものだという。というのも、同地域では、ほぼ75年の周期でM8クラスの巨大地震が起きてきたからだ。前回の発生は1934年のネパール東部(M8.3)であり、すでに81年も経過していたのだ。実際、今回の地震発生1週間前には、ネパールの首都カトマンズに世界中の研究者が集まり、地震対策の必要性を呼びかけたばかりだった。

 かつて存在していたとされる超大陸ゴンドワナの一部だったインドプレートが北進し、ユーラシアプレートとぶつかり合い、隆起したのがチベット高原とヒマラヤ山脈だが、現在もインドプレートは年間5cmの速度で北東へ進み、歪みをため込んでいる。今回の地震は、まさにこのプレート境界沿いで発生したものだ。では、地震前に起きていた異変とはどのようなものだったのか、具体的に見てみよう。

・ 異常な地殻変動が記録されていた

 全国に配置された電子基準点の地殻変動データにより地震予測を行う、村井俊治・東大名誉教授は、これまで数多くの地震を予測・的中させてきた。ネパール大地震の翌日、村井氏はTwitterで、「国土地理院のアジア太平洋地域地殻変動監視ネットワークでチベットのラサのデータをチェックしました。高さと南北方向で約1か月前に明らかに異常と見える前兆が見られました」とツイートしている。ネパールは、監視ネットワークに登録されている電子基準点を持たないが、同地域の地殻変動はラサのデータから知ることができるという。

・ 動物たちも察知していた!?

 香港メディア・東網が25日に報じたところによると、今回の地震に先立って、現地の野生動物園の動物たちが相次いで森林から逃げ出していたという。…

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