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 あまり身近ではないかもしれないが実は今年、2015年は人類的いや宇宙的に(!?)注視される大きなイベントが続けざまにある。

 NASAが打ち上げた探査機「ドーン」がつい先日の3月6日に準惑星ケレスに到達したばかりだが、この7月には探査機「ニューホライズン」が冥王星の周回軌道に到達し、史上初の接近観測を今年は2カ所で開始するのだ。いずれも準惑星がどのような天体なのかを解明しようというもの。そして今回の探査の結果如何で、準惑星とされていたケレスと冥王星が「太陽系の惑星に格上げ」されるかもしれないと注目を集めている。

【その他の画像は、コチラ→http://tocana.jp/2015/03/post_5928.html】

■冥王星の探査を行なう「ニューホライズン」

 現在、惑星の定義は「太陽の周囲を公転し、その重力によって球形が維持出来るほど大きく、その軌道から他の天体を一掃していること」とされている。つまり、水星・ 金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8つを指しているのだが......。

 冥王星は1930年の発見以来、長い間太陽系の9番目の惑星であるとされてきた。だが、外部太陽系で似たような大きさの天体が相次いで発見され、地球の衛星である月より小さく、また質量も地球の約500分の1しかないことから、2006年の国際天文学連合(IAU)の決定により冥王星とケレスは共に"準惑星"に分類され「降格」することになったのである。

 しかし冥王星の惑星としての位置づけ(格付け)については当時大きな議論を呼び、現在でも意見が分かれているのが現状である。現行の準惑星のイメージをざっくりと直径のサイズでいうと、

惑星(最小4,800km)>月(3,400km)>準惑星(例:冥王星2,306km)≧ ケレス(950km)>小惑星

 といったところであろうか。

 もし今回の探査機の調査で、冥王星の正確な直径が判明して月を超える大きさであれば、惑星への「格上げ」を検討する議論が再発すると予想されている。また、未だに曖昧な準惑星の定義が、今後の議論で見直される可能性も出てくるのである。

 今回の探査ミッションでニューホライズンは、冥王星の地形と、最大の衛星カロンに関するデータを収集する予定で、成功すれば、地球からの観測が難しい不鮮明な冥王星の表面の様子を詳細に観測できるという。

 加えてニューホライズンは、今年7月から約6ヵ月に及ぶ冥王星探査を終了した後、海王星の軌道の外側にあるカイパーベルトに位置する別の天体の通過観測も行う計画だ。…

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